大寒って何? 寒いの? 暖かいジャンパーって必要?
私の個人的な感覚では、冬の始まりは12月に入ったら、なのですが、しかしその頃はまだ、このくらいの寒さだったらなんとか春まで耐えられるかも、なんて呑気に思っていたります。
しかし、それが年が明け、1月後半から2月に入った頃くらいにはもう、体の芯まで寒さにやられて、とにかく外に出たくない、とにかく一瞬でも寒さを感じたくない、と思うようになり、バレンタインデーなんて知らねーよ、くらいまでやさぐれていたりもします(笑)
暦的にもその頃は『大寒』と呼ばれ、読んで字の如く、1年のうちで最も寒い日とされており、寒さに弱い私はそんな文字すら見たくなかったりもするのですが、しかし今回はそんな自分に鞭を打ち(笑)、そんな『大寒』についてちょっと調べてみることにしました。
そもそも『大寒』って何?
まず読みの問題ですが、これは『だいかん』と読みます。
一年を二十四等分して、その分割点の日に名称を付けた二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつで、誰もが知っている代表的なもので言えば春分や秋分、夏至や冬至などがあります。
ちなみにこの大寒の次は立春となり、一年で一番寒いとされる大寒を耐えれば、次には春がやってくるから頑張ろう!的な意味合いにも取れる気がするのは私だけでしょうか?(笑)
具体的に『大寒』はいつなのか?
春分や秋分がその年によって多少ズレたりするのと同じように、大寒も毎年何月何日!ときっちり決まっているわけではありませんが、1月20日頃が基本的には大寒にあたります。
(2016年は1月21日、2017年は1月20日、2018年も1月20日)
またピンポイントでその日だけ、というわけではなく、次の節気の立春までの、大体1月20日~2月3日くらいまでの期間を指す場合もあります。
『大寒』には何か特別なことはするの?
春分や秋分の日と違って大寒は祝日ではないから、というわけでもないと思いますが、特別にする有名な行事というのはあまりないそうです。
ただ一番寒さの厳しい日ということもあって、寒さに耐えつつ稽古することで精神の鍛錬にも繋がることから、柔道や弓道などの武道、もしくはスポーツにおいて、寒稽古(かんげいこ)が行われたりもします。
私みたいな軟弱者にはとても耐えられそうにありませんが(笑)
また「大寒の朝に汲んだ水は1年間腐らない」とも言われ保管されたりもするそうですが、これはまず「汲む」という言葉からもこれは井戸水での話であり、当然どんな寒い日に汲んだ水でも常温のまま保管すればいずれ古くなります。
なので結局この言葉は「水に細菌が繁殖しないほど大寒の日の朝は寒い」といった意味を表すためのもののようですね。
さらに大寒は味噌を作る時期としても最適だそうです。
味噌は皆さんもご存知の通り大豆を発酵させて作るものですが、この際に雑菌が入らないようにしないといけません。
そこで、雑菌の繁殖が最も低い一年のうちで一番寒い時期に作るのだそうです。
ということで今回は、書いているだけでも寒くなってきてしまう『大寒』をご紹介してみました。
やはり一年のうちで一番寒い時期ですから、皆さんも暖かいジャンパーをしっかり着込んで体調を崩さないようお過ごし下さい。
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ご拝読ありがとうございました(^^)