ジャンパーに付着した油汚れを落とす方法
2018/10/12
ジャンパーやブルゾンはファッションアイテムのひとつとしても広く世界中で認知されています。業務用や作業用ウェアとしても高い人気があります。
けれど業務用や作業用としてのジャンパーやブルゾンはやはり、汚れも付着しやすく、中でも工業用などの機械油の汚れなどはなかなか落としにくいもので、はじめは綺麗だったものも全体的に次第に薄汚れていってしまったりするんですよね。
あれはなんだか残念に見えます。
ということで今回はジャンパーやブルゾンに付着した油汚れについて、その落とし方などをご紹介してみたいと思います。
素材は基本的にはナイロンかポリエステル
油汚れの落とし方というのはやはり、生地素材によって変わってくるものかと思いますが、ここで紹介するジャンパーの素材は基本的にはナイロンかポリエステル素材だと仮定させていただきます。
もちろん、ジャンパーやブルゾンと呼ばれる中には、本革素材のものなどもあります。本革は対処方法も変わってきますので、ご注意いただければと思います。
ナイロン素材の薄手ジャンパーでしたらこちらが人気です。
カラーバリエーションも豊富な上にオリジナルプリントも綺麗に仕上がります。
お湯はなるべく熱いものを
工業用の機械油にしろ醤油にしろ、基本的に油汚れを落とす場合、普通のお水よりは熱いお湯を使用するほうが良いとされています。
沸騰しているような熱湯ですと火傷の可能性がある為、あまりおすすめは出来ません。けれど、ぬるま湯ではあまり効果はないようです。
お風呂よりも少し熱いかな、くらいのお湯が理想的だそうですので、くれぐれも火傷だけにはご注意下さい。
台所用中性洗剤を使う
台所で使用する食器用中性洗剤は油を分解する力が強い為、ジャンパーやブルゾンに付着した汚れに対してもとても有効です。
まず、油汚れがついたジャンパーを熱めのお湯に浸し、食器用中性洗剤を直接汚れの部分に付け、歯ブラシや綿棒などで軽く叩いてください。
汚れの裏側にタオルなどを当てておくと油汚れを移すことができます。
お酢と重曹を一緒に使う
お酢と重曹を混ぜ合わせると炭酸ガスが発生しますが、この炭酸ガスが強力な汚れを浮き上がらせる効果があり、また重曹自体には油を乳化させる効果もあります。
お酢が2に対して重曹3の割合で混ぜ合わせ、ペースト状にしたそれを油汚れが付着してしまったジャンパーやブルゾンに軽く擦りつけて10分ほど放置した後、通常のお洗濯物と同じように洗濯してください。
セスキ炭酸ソーダを使う
油汚れは酸性なので理論的にはアルカリ性を与えてあげることで分解することが可能です。
そこで重曹よりもさらにアルカリ性が強いのが、「セキス炭酸ソーダ」です。
水に溶けやすく人体に無害な上に地球環境にも優しいというの優れもの。
お湯にこのセキス炭酸ソーダを溶かし、油汚れがひどいジャンパーやブルゾンをしばらく浸け置きし、あとは普通の洗濯物と同じように洗うだけです。
セキス炭酸ソーダは酸性の臭いを消す効果もあるのでおすすめです。
ドラッグストアなどで簡単に手に入りますので、お試しください。
出来るだけ対処はお早めに
上記した方法はどれもジャンパーやブルゾンに付着した油汚れをとることが出来ますが、よりしっかりと落としたかったら、出来るだけ早く対処することが大切です。
業務時に着用している場合などはすぐその場で、というのは難しいかもしれませんが、業務が終わって帰宅したら、すぐに洗濯するほうが良いでしょう。
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