船酔い対策と夏の船上におすすめの服装
毎年夏になると山・川・海と、さまざまなレジャーやスポーツが盛んになりますが、その中のひとつとして、船に乗る機会も多くなるのではないかと思うのです。
もちろん、釣り好きな方などは真冬の時期でも乗るかとは思いますが、釣り以外にも屋形船で花火を見たり、観光地によっては野生のイルカやクジラを見に行くツアーがあったり、シュノーケリングやダイビングスポットに行くのも船を使います。
天気の良い日にキラキラと輝く青い海の上、風を切って走る船上というのは、とても爽快だったりしますよね。
そんな夏にはとても気持ちの良い船の上ですが、ひとつ問題となるのが船酔いです。
船酔いをし始めると、気分は一気にどん底へと落ちてしまいます。
ということで今回は、船酔いの対策方法をご紹介すると共に、夏の船上における服装も一緒にご紹介してみたいと思います。
船酔いするのは何故でしょう
そもそもどうして船酔いをしてしまうのか、ということですが簡単に言えばこれは、平衡感覚が狂ってしまうからなのです。
人間は三半規管というところで平衡感覚を調整しているのですが、船に乗って波に揺られていると次第にそれが狂い、副交感神経系の自律神経が乱れてしまうことにより気持ちが悪くなってしまうのです。
この三半規管で調整している平衡感覚は正常な人ほど敏感であり、船酔いになりやすいのだそうです。
そのため、三半規管などの神経器官が未発達だったり、歳をとって神経が衰えてしまった人間は船酔いにはならないのだとか。
そういえば私の母も、昔はすぐに乗り物酔いになっていましたが、最近では全く平気なんだと言っていました（笑）
睡眠はしっかりとる！
最も基本的かつ、効果の高い対策方法のひとつに、睡眠時間はしっかりとる、というものがあります。
睡眠は人間が生きていく上で絶対に必要な欲求のひとつですし、健康体でいるためにも上質な睡眠をとることは医学的にも認められています。
漁師さんや遊漁船の船頭さんなどの多くも、ちゃんと睡眠をとっている方が多いそうですし、船に乗る予定の前の日は普段よりも少し早めにベッドに入り、７時間程度はしっかりと寝るよう心掛けて下さい。
朝食はきちんと食べる！
船に乗ると必ずと言っていいほど酔うしどうせ吐くから、それなら朝食なんて食べないほうが良いという考えは間違いで、空腹のままに揺れる船に乗り込むと余計に気持ち悪くなりやすいようです。
かと言って、満腹になるまで食べるのも良くはありません。
お茶碗に、普段食べる量の８割くらいの白米とお味噌汁がベストだそうです。
また、あまり臭いのキツイものは避けたほうが良いでしょう。
柑橘系はＮＧ！
朝食にフルーツを食べる人も多いかと思いますし、ホテルなどの朝食バイキングなんかでも必ずフルーツは見かけますが、船に乗る日の朝食では、オレンジやミカンなどの柑橘系の果物、またはジュースなどは避けたほうが良いでしょう。
理由は、柑橘類は胃酸の分泌を促してしまうからです。
胃酸が多く分泌されてしまうと船酔いをしやすくなりますし、柑橘類の酸味は余計に気持ち悪さを感じさせてしまいます。ご注意下さい。
船に乗るときは遠くを見る！
これは車酔いなんかにも同じようなことが言えますが、助手席に乗ってナビ役に徹しようと手元の地図ばかりを見ていると気持ち悪くなる確率が高くなります。
これは単純な話、上でも書いたように平衡感覚が狂ってしまうからであり、船に乗る際も同じようなことが言えます。
そのため、船に乗り込んだら出来るだけ顔を上げ、遠くの景色を楽しむように心がけると良いかと思います。
酔い止めの薬は用法用量を守る！
酔い止めの薬は一般的な薬局でも簡単に手に入りますので、船酔いをしやすい人は事前にそういった薬を飲んでおくことをおすすめします。
ただし、効き目を期待して用量よりも多く飲んだりするのは絶対にＮＧです。
かえって逆効果になる場合もありますのでご注意下さい。
またネット上などでは、酔い止めの薬の独自の効果的な飲み方を紹介しているサイトも存在しますが、その方法が全員に効果があるわけではありません。
まずは薬のパッケージに書いてある通りの飲み方をしてみたり、きちんとした薬剤師さんに相談することをおすすめします。
夏の船上にもジャンパーはおすすめ
このような薄手のジャンパーは真夏の船上でもおすすめです。
船で外洋に出ると意外に肌寒かったりします。また、紫外線からも肌を守ってくれる効果もありますので、船に乗る際はこういった薄手のジャンパーを一枚持っていくと良いかと思います。
また<『ジャンパー・ブルゾンのオリジナル専門店』では、この他にも薄手のジャンパーは数多く取り揃えてろいますし、オリジナルプリントや刺繍も格安で承っております。
釣りサークルなどのオリジナルユニフォームなんかにもおすすめですので是非一度、合わせてご覧頂ければと思います。
