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世界一寒い村「オイミャコン」には何を着ていけば良いのだろうか

世界一寒い村オイミャコン

いやべつに、どうしても行かなければならないわけではないし、というかそもそも今のところ行く予定も全くないのですが、しかし世界一寒い村というのは一体どんなところなのかという興味はあるんです。

東京近郊在住であり、生まれものどかな静岡県出身の私は、そんなことを言いながらも寒さには非常に弱く、東京の冬ですら「寒い」が口癖になってしまうくらいなのに、どうしてそんなものに興味が湧くのか、自分自身でもとても不思議だったりするのですが(笑)

ということで早速、世界一寒い村「オイミャコン」についてちょっと調べてみましたので、ご紹介致します。

オイミャコンは一体どこにあるのか

サバ共和国

人間が定住している中で世界で最も寒い村と言われているオイミャコンですが、これはロシア連邦を構成する共和国のひとつ、サハ共和国内にあります。

サハ共和国の首都ヤクーツクも冬場の平均気温は-39.5℃と、日本のしかも東京近郊で暮らす私にしてみれば信じられない寒さなのですが、オイミャコンはそんなヤクーツクから1000キロ弱東に位置し、グーグル先生によると首都ヤクーツクからオイミャコンまでは車で約21時間ほどかかる上に、途中でフェリーに乗らなければならないのだとか。

しかも道中はほとんど山間部ですから、冬場ともなれば21時間程度ではたどり着けない可能性のほうが高いのではないかと思うのです。

けれど人間というのは本当に逞しいもので、そんな辺境の地で世界一の極寒の地でも定住している人はいて、彼らは懸命に日常生活を送っているのです。

何故そこまで寒いのか

ヤクーツク

オイミャコンは冬になると平均最高気温が-42.5℃平均最低気温は-50℃にまでなるということですが、私たちが日常的に使用している冷蔵庫の冷凍室が大体-18℃前後ですので、それを考えると、その地がどれだけ寒いのかが分かるかと思います。

では、何故オイミャコンがそこまで寒くなるのかですが、これは地形によるものなのだそうです。

サハ共和国は首都のヤクーツクもそうなのですが、この辺りはいわゆる盆地となっており、冷たい空気が入り込むと抜けていく場所がなく、留まってしまうことから気温が下がるのだとか。

盆地というと、冬は寒く夏は暑い、というイメージが皆さんもあるかと思いますが、実はオイミャコンにも短いですが夏はあり、その平均最高気温は22.7℃で、時には30℃を超えることもあるそうで、やはり盆地らしく寒暖の差は結構あるのだそうです。

村人はどのような暮らしをしているのか

トナカイ

さすがにそんな極限とも言っても過言ではない土地ですので、村人の人口も500人弱と決して多くはありませんが、意外にも村人は比較的長寿である事が多いそうです。

理由は、そのあまりの寒さに細菌やウイルスが繁殖せず、言ってみれば天然の無菌室状態で、感染症にかかることが殆どないからです。

ただしやはり基本的には、人間が普通に暮らせるような環境ではありませんので、私たち日本人からしてみれば非常に不便は多いようです。

まずは水問題。

水道をひいても一瞬で水道管が凍ってしまって使い物にならなくなりますので、給水車が各家庭を回り、給水しなければいけません。

ちなみに「オイミャコン」というこの地名は、先祖代々この辺りで暮らすツングース系民族の言葉エヴェン語で「不凍の水」という意味なのですが、これは実はこの地には天然の温泉が沸いているからなのだそうです。

給水車で運ぶ生活水は、ここから持ってきているのでしょうか……?

オイミャコンの村人の移動手段は基本的には車なのだそうですが、これもやはり屋外に停めておくと凍ってしまうため、そういった場合は常にエンジンをかけっぱなしにしておかなければならず、また各家庭の車庫には暖房が完備されています。

また当然家畜の厩舎にも暖房があります。

村人たちの食べ物ですが、主に魚や馬肉や乳製品になります。

極寒の地ですから野菜は育てることが出来ず、フルーツの不足分は野イチゴで補うのだとか。

釣った魚も釣り上げた瞬間から冷凍されますので新鮮さを保つことが出来、また天然冷凍庫みたいなものですから食料の保存は容易ですよね。

というわけで、ざっとオイミャコンがどんなところなのかを調べてみましたが、じつはこの村、ホテルなどは一切なく、観光施設等もないため、もし行くとしても宿泊は民家にお願いして泊めてもらうしかありません。

ただし、首都ヤクーツクはその寒さにも関わらずそれなりに大きな街でショッピングモールホテルバーなどもあるそうですので、もし観光で行くのでしたら、ヤクーツクまでが現実的なのかもしれません。

AZ-6063

そして今回の記事のテーマにもなっている、そんな場所への着ていくものですが、『ジャンパー・ブルゾンのオリジナルプリント専門店』には、-30℃までなら平気な防寒ジャケットや防寒ブルゾンがあるにはあります。

しかし上でも書いたように、ヤクーツクでも冬場の平均気温は-39.5℃程度にはなりますので、残念ながらこれでも太刀打ち出来ません。申し訳ありません。

そのため、日本国内程度でしたら、上のジャケットやブルゾンでも大丈夫だとは思いますが、ヤクーツクやオイミャコンまで行くのでしたら、もう少し頑丈な防寒着を用意する必要があるようです。

ジャンパー・ブルゾンのオリジナルプリント専門店

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