主な雪の降り方とその名称について
私が生まれ育った地方は幸か不幸か、雪はほぼ全くと言っても良いほどに降りませんでした。
とはいえ、年に1~2度程度は軽くパラパラと降る日もありました。しかし、私の記憶では積もったことはありませんでしたし、雪が降ると珍しすぎて、小学生の頃なんか、授業を中断してあえて外に出てドッジボールなんかをしていたくらいです。
いま考えると全く意味がわかりませんが(笑)
なので、自分の住む街に雪が降り積もり、辺り一面真っ白になる光景、というのは状況してきてから初めて見て、その時は感動したのを覚えています。
が、その感動も交通機関の麻痺やら歩きにくさで、すぐに消えて無くなりましたけれど(笑)
さて、そんな私自身にとってはあまり馴染みが深くない雪ですが、ふと、降り方によって色々と名称が変わってくることに気づき、それはどこがどう違うのかが気になりましたので、今回はそんな雪の降り方について、ちょっと調べてみることにしました。
降り方の分類
降り方というよりは、降る雪の性質と言ったほうが良いのかもしれません。基本的にはやはり見た目と、その雪に含まれる水分量で名称が変わってくるようです。
粉雪(こなゆき)
某アーティストの大ヒットナンバーのタイトルにもなっている『粉雪』。
その名の通り粉のようにサラサラとしていることから、パウダースノーなどと呼ばれることもあります。
着ているジャンパーなどに降ってきても、手でさっと簡単に払うことが出来、軽いので雪かきなんかも比較的ラクに行えるそうですが、その半面、雪だるまやかまくらを作るのには不向きなんだとか(笑)
東北や北海道、また雪山など、本当に寒いところでよく降るそうです。
玉雪(たまゆき)
これもその名の通り、玉のような状態で降り落ちてくる雪のことです。
粉雪よりも少しだけ水分量が多いことから、サイズ的にも少し大きくなります。
冬のシーズンの初めや、終わり頃によく降る雪だと言われています。
灰雪(はいゆき)
一般的に降る雪の中では最も多いのがこの灰雪だそうです。
灰のようにひらひらと舞い落ちてくる状態からこの名が付いたそうですが、雪自体は玉雪よりもさらに水分量が多く、多少の厚みがあるため、日の光が当たると灰色の影が出来ます。
綿雪(わたゆき)
見た目的にはふわっとした綿のような雪ですが、実際はどちらかというと水分量は多く、重みのある雪です。
そのため、比較的に温暖で多湿な地域でよく見られるのだそうです。
餅雪(もちゆき)
餅のように柔らかく、ふわふわとした見た目で綿雪よりも少し大きくなります。
綿雪と同じく水分量は更に多く、牡丹の花びらのような大きさから、ぼたん雪とも言われます。
べた雪
べちゃったとした水分量の多い雪のことです。
団子状に固まっていることもよくあるそうです。
水雪(みずゆき)
ほぼ融解してしまったような雪で、この中では最も水分量の多いタイプです。
雪のような雨のような、どっちつかずで、みぞれと呼ばれる場合も。
積もる雪はどんな雪?
雪の種類は主に上記のような感じで分類出来るのだそうですが、ではこの中で一般的に、積もる雪とはどんな雪なのか?
ということですが、これは雪の種類というよりは気温にも関係してくるそうです。
普通、雪がはらはらと降ってきても、地面に触れた瞬間、溶けて水になり、地面はただ雨と同じように濡れるだけです。
これは地面の温度が雪を溶かしてしまうからなのです。しかし、気温が低く、地面も冷たく冷え切った状態ならば雪は溶けずに残ります。
物凄く簡単に言ってしまえば、これが雪が積もる要因です。
また、粉雪のように粒の小さな雪の場合は存在も希薄ですぐに溶けてしまいますが、反対に粒の大きな餅雪などの場合、地面に落ちても溶けるのに多少時間がかかります。
これが溶け切る前にさらに雪が落ちてくれば……、雪は積もるのです。
ということから、気温が低く、粒の大きな雪が降ってくれば、雪は積もるということになります。
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