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ピンバッジの着け方やマナーを学びスーツ・ジャケットをお洒落に演出!

ピンバッジの着け方やマナーを学びスーツ・ジャケットをお洒落に演出!

いつものスーツ・ジャケットを、おしゃれにワンランクアップさせてくれる、ピンバッジ(ラぺルピン)。

ラペルピンとは、スーツ・ジャケットの下襟部分の“ラペル”と呼ばれる部分に、挿して着けるアクセサリーのことを指します。

ラペルピンは、ネクタイピンやカフスボタンと同じように、さりげなくスーツやジャケットを華やかに演出してくれるアイテムです。デザインも多種多用なので、ビジネスシーンで活躍するアイテムから、結婚式・パーティーなどの華やかなシーンにぴったりなピンバッジまで種類が豊富です。

本ページでは、そんなラぺルピンをより上手に使用するための、着け方やマナーなどをご紹介しようと思います。

【付け方】スーツ・ジャケットにピンバッジ(ラぺルピン)を付ける場所と付け方

スーツ・ジャケットの部位である、上襟(カラー)・下襟(ラペル)・ゴージライン・襟穴(フラワーホール)・AMFステッチの場所を説明している男性用のスーツの画像

ピンバッジをスーツやジャケットに付ける際、最も一般的で、かつ上品に見える場所は、スーツ・ジャケットの下襟部分の“ラペル”と呼ばれる部分のフラワーホールだといわれています。

大半の男性用スーツ・ジャケットには、左襟(着用者から見て左側)部分の下襟(ラぺル)に、小さな穴が開いています。最近では女性用のジャケットやスーツにも付いていることが多い、この小さな穴は「フラワーホール」と呼ばれ、元々は生花(ブートニエール)を挿すためのものでした。現在では、社章や校章などをスーツ・ジャケットに付ける際は、この下襟(ラぺル)のフラワーホールに付けるのが最適だとされており、このようなラペルに付けるピンバッジ類のことを総称して「ラペルピン」とも呼びます。

ピンズ・ブローチタイプ

ピンズ・ブローチタイプのピンバッジ(ラぺルピン)を着けたスーツを着用している男性の画像

ピンズ・ブローチタイプはピンを挿して留めるだけなので、とても簡単に装着できます。簡単に取り外せて、他のスーツに付け替えられるため、ビジネスシーンで使用さられる社章や校章はピンズ・ブローチタイプがほとんどです。

◎具体的な付け方
  • 1.ピンバッジのピン(針の部分)を、フラワーホールの下から上へ、あるいは上から下へ通します。どちらの方向から通すかは、ピンバッジのデザインやフラワーホールの構造によって異なります。
  • 2.ピンが生地を貫通したら、裏側でキャッチ(留め具)をしっかりと取り付けます。
  • 3.ピンバッジがまっすぐ正面を向いているか、斜めになっていないかを確認し、必要であれば微調整します。

スティック・チェーンタイプ

スティック・チェーンタイプのピンバッジ(ラぺルピン)を着けたスーツを着用している人の画像

飾り部分の下に長い針が付いていて、ボタンホールから針を通し、針先を生地の表側に出して留める、スティックタイプのラペルピン。スティックタイプにチェーンが付いているチェーンタイプなど、デザインの種類も豊富で、スーツやジャケットをエレガントに演出してくれるので、結婚式の二次会やパーティーなどにオススメです。

◎具体的な付け方
  • 1.ラペルピンの先端に付いている留め具を外す。
  • 2.フラワーホールの表側からラペルピンのピンを挿す。
  • 3.ピンの先が、ラペル(襟)の表側に出るように挿す。(波縫いをするようなイメージ)

※ラペルの表側に出たピンを留めるスティック・チェーンタイプはスーツに穴があくので、それが嫌だという場合はラペルピンをフラワーホールに挿して、そのまま裏側でピンを留めるという着け方もあります。

【留め具(キャッチ)】ピンバッジの留め具について

8種類の様々なタイプのピンバッジ(ラぺルピン)の、裏側の留め具(キャッチ)部分が写っている画像

ピンバッジ(ラぺルピン)の裏面に付いている、留め具(キャッチ)は、スーツやジャケットに、安全かつ、美しくピンバッジ(ラぺルピン)を装着するために欠かせない、とても重要な役割を担っています。本項目では、ピンバッジ(ラぺルピン)の留め具の概要についてご紹介いたします。

一般的な構造

ピンバッジ(ラぺルピン)は、デザイン部分に付いた「ピン」と、それを固定する「キャッチ(留め具)」で構成されています。

キャッチ(留め具)の種類

  • ゴム製キャッチ
    最も一般的で、手軽に取り付けることができます。カラーバリエーションも豊富なので、ピンバッジ(ラぺルピン)の表面のデザインに合わせてセレクトすることも可能です。
  • 金属製キャッチ(バタフライ、クラッチなど)
    ピンバッジ(ラぺルピン)をしっかりと固定できるうえ、見た目の高級感もあります。
  • マグネット式キャッチ
    生地に穴を空けたり傷つける心配が少なく、着脱も容易です。ただし、磁力が強力ではない場合、スーツやジャケットから外れてしまう場合もあります。

ピンバッジ(ラぺルピン)をしっかり留めるためのコツ

キャッチはピンの先端をしっかりと覆うように、奥まで差し込んでください。緩いと感じる場合は、別のキャッチを試してみるか、ピンバッジ(ラぺルピン)自体がしっかり固定できる構造になっているか確認しましょう。

尚、留め具には様々な種類があり、ピンバッジのタイプや用途によって最適な留め具も異なります。それぞれの留め具の種類や特徴については以下のページで詳しくご紹介しておりますので、ご参照ください。

■裏の留め具について | ピンバッジ・ピンズの留め具一覧

https://www.xn--ncke3d3fqb.com/badge/information/attachment/

【マナー】シーン別・スーツ・ジャケットにピンバッジを付ける際の注意点

シーン別・スーツ・ジャケットにピンバッジを付ける際の注意点のイメージ画像

ピンバッジ(ラぺルピン)は、スーツやジャケットに装着することで、個性を引き立ててくれる便利なアイテムです。ただし、装着するピンバッジ(ラぺルピン)のデザインなどが使用する場面にそぐわないと、マナー違反と捉えられてしまう場合もあるので注意が必要です。

ビジネスシーン

ビジネスシーンで、重要な商談・クライアントとの会議・面接などを行う際は、以下の点に注意を払いながら、ピンバッジの着用は慎重に行うことを推奨いたします。

  • 控え目なデザインや色を選ぶ
    あまりにも派手だったり奇抜な色合いのデザイン、サイズが大きすぎるピンバッジ(ラぺルピン)は避けましょう。シルバーやゴールドといった落ち着いた色味で、シンプルかつ小ぶりなデザインがおすすめです。
  • 個性を出しすぎない配慮
    ピンバッジ(ラぺルピン)は、あくまで主役のスーツやジャケットを引き立てる「アクセント」として捉えることが大切です。相手に不快感を与えず、むしろ会話のきっかけになるような、さりげないデザインのピンバッジ(ラぺルピン)はを選ぶと良いでしょう。
  • 避けるべきデザイン
    攻撃的なモチーフ、過度にカジュアルすぎるキャラクターもの、政治的・宗教的なメッセージ性の強いピンバッジ(ラぺルピン)などは、ビジネスシーンには不向きです。

カジュアルシーン

友人との集まりや、休日のショッピングなどでピンバッジ(ラぺルピン)を使用する場合は、以下の要素も取り入れながら、ご自身の個性や好みを存分に表現できるピンバッジを自由に身に着けてお楽しみください。

  • ジャケットのデザインと調和させる
    カジュアルなジャケット(ツイード、リネン、デニムなど)には、デザイン性の高いピンバッジ(ラぺルピン)もマッチします。ジャケットの素材感や色合い、全体の雰囲気に合わせたピンバッジ(ラぺルピン)を選ぶことで、よりおしゃれで洗練された印象を与えることができます。
  • テーマ性を持たせる
    自分の趣味嗜好に関連するモチーフのピンバッジ(ラぺルピン)を身に着けていることで、あなたらしさをアピールすることができて、相手と会話が弾む切っ掛けにもなります。

冠婚葬祭

原則として、冠婚葬祭の場でのピンバッジ(ラぺルピン)の使用は極力避けた方が無難だとされています。 特に、葬儀などの厳粛な場では、装飾品は控えめにするのが基本です。

  • 結婚式でピンバッジ(ラぺルピン)を使用する場合:
    結婚式でピンバッジ(ラぺルピン)を使用する場合は、主役の新郎よりも目立たない、シックで落ち着きのあるデザインを選ぶことを推奨いたします。尚、格式張ったものではない結婚式や二次会では、多少個性的であったり、遊び心があるピンバッジ(ラぺルピン)を使用しても問題ない場合はありますが、あくまで悪目立ちせずセンスの良いアイテムを選択するように心掛けましょう。

ピンバッジ(ラぺルピン)のNGな付け方

ピンバッジ(ラぺルピン)をスーツやジャケットに付ける際には、生地を傷つけないよう、細心の注意を払いましょう。

  • 生地を傷つけないための配慮
    ピンを無理に押し込んだり、何度も刺し直したりしないようにしましょう。生地が毛羽立ったり、穴が大きくなったりする原因になります。
  • 落下などのトラブルを防ぐ
    キャッチ(留め具)が緩すぎないか、しっかりと留まっているか、出かける前に必ず確認しましょう。
  • スーツやジャケットに合ったピンバッジ(ラぺルピン)を選ぶ
    重量がありすぎるピンバッジ(ラぺルピン)を、薄い生地のスーツ・ジャケットに付けた際に、生地が垂れ下がってしまう場合があります。スーツ・ジャケットの素材に合った重さのピンバッジを選びましょう。

【選び方】スーツ・ジャケットとのコーディネート術

スーツのジャケットにピンバッジ(ラぺルピン)を装着しているコーディネート術のイメージ画像

ピンバッジ(ラぺルピン)をセレクトする際に、どのようなスーツ・ジャケットに装着するかを考慮することはとても大切です。

スーツ・ジャケットのどのような点に注目して、どんなピンバッジ(ラぺルピン)を選べば良いかを判断するための、小さなヒントにしていただければ幸いです。

生地の素材や色で、ピンバッジ(ラぺルピン)のカラーを選ぶ

前述もしましたが、ピンバッジ(ラぺルピン)はあくまで、スーツ・ジャケットを引き立てる「アクセント」として有効です。スーツ・ジャケットをの色や素材に合わせて、ピンバッジ(ラぺルピン)のカラーを選ぶとスーツやジャケットの魅力がより一層引き立ちます。

◎生地の色からピンバッジ(ラぺルピン)を選ぶ

・ネイビー、チャコールグレー、ブラックといったベーシックカラーのスーツ・ジャケットには…

→シルバー、ゴールド、ガンメタル、ブラックなどのメタリックカラーや、落ち着いたトーンのピンバッジ(ラぺルピン)がおすすめです!

・ブラウン系のスーツ・ジャケットには…

→ブロンズ、アンティークゴールド、または深みのあるレッドやグリーンなどが馴染みます!

◎生地の素材感からピンバッジ(ラぺルピン)を選ぶ

・ウール素材のスーツ・ジャケットには…

→金属製やエナメル素材など、やや光沢のあるピンバッジが上品に映えます!

・リネンやコットンなどのカジュアルな素材のスーツ・ジャケットには…

→木製や陶器製、布製など、ナチュラルな風合いのピンバッジもよく合います。

着用シーンに合わせたピンバッジデザインの選び方

ピンバッジ(ラぺルピン)は、使用する場面によっても適したアイテムは異なってきます。どのような場所で、どんな人達と会うのか。自分が身に着けているピンバッジ(ラぺルピン)が相手にどのような印象を与えるかということを意識しながら、時と場合に適したアイテムをお選びください。

  • ビジネスシーンにマッチするピンバッジ(ラぺルピン)を選ぶ
    シンプルな幾何学模様、ブランドロゴ、控えめなシンボルマークなど、知的で洗練された印象を与えるデザインのピンバッジ(ラぺルピン)がおすすめです。
  • プライベート・カジュアルスタイルにマッチするピンバッジ(ラぺルピン)を選ぶ:
    動物、乗り物、食べ物、風景など、自分の好きなモチーフや、ユニークで遊び心のあるデザインがおすすめです。

ピンバッジのサイズの選び方

ピンバッジ(ラぺルピン)をスーツ・ジャケットに装着する際は、ラペル幅のサイズに合ったピンバッジ(ラぺルピン)を選ぶのがおすすめです。ラペル幅(下襟の幅)に見合った、大きすぎず、小さすぎないサイズ感のピンバッジ(ラぺルピン)がスーツ・ジャケットの魅力を引き立ててくれます。

  • ラペル幅とのバランス
    ラペルの幅が狭いジャケットには、小ぶりで繊細なデザインのピンバッジ(ラぺルピン)が似合います。尚、幅広のラペルには、やや大きめのピンバッジでもバランスは取りやすいですが、それでも過度に大きいものは避けるようにしましょう。
  • 「程よい」存在感
    重複いたしますが、ピンバッジ(ラぺルピン)はあくまで「アクセント」です。ジャケットの存在感を損なうほど大きすぎたり、逆に小さすぎてほとんど見えないということがないように、程よいサイズ感のピンバッジ(ラぺルピン)を選びましょう。尚、一般的には、直径2〜3cm程度のものが使いやすいと言われています。

まとめ:ピンバッジであなたの個性を表現しよう

豪華でおしゃれな見た目の、スティックタイプのピンバッジ(ラぺルピン)をスーツに装着しているイメージ画像

ピンバッジ(ラぺルピン)は、スーツやジャケットにアクセントとして個性を加え、魅力を引き立てることができる、非常に有効なアクセサリーです。

より効果的な付け方を学んで、マナーを守りながら、シーンやファッションスタイルに合わせたデザインのピンバッジ(ラぺルピン)を選んで身に着けることで、あなたの魅力を引き立ててくれるはずです。

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