オリジナルファンはっぴ製作の際に重要な権利を学んで、推し活を思いっきり楽しもう！

アイドルやアニメキャラが持っている権利とは？

皆さんが推しているアイドル・アーティスト・アニメキャラは、有名無名問わず様々な権利を持っています。

例え個人での使用目的だとしても、ファンはっぴを製作する際に、無断で写真・イラスト・ロゴなどを使用してしまうと、法に触れてしまうことがあります。

この項目では、オリジナルファンはっぴを作る際に注意したい著作権・肖像権・プライバシー権・パブリシティ権について確認していきたいと思います。

【著作権】

著作権は、著作物を創作した者（著作者）に与えられる、著作者自身が創作した著作物を無断でコピーされたり、インターネットなどで利用されない権利です。

まずは基本中の基本として、以下の決まり事はしっかりと頭に入れておきましょう。

■権利が制限されているなどいくつかの場合を除いて、著作物を利用する際はそれを創作した人の許可を得る必要がある

• 他人の著作物を利用する際は、創った人の許可を得ることが必要
• 自分が創った著作物を、他人が利用したいと申し出があった場合は、条件をつけて許可することが可能

■著作物に該当するものの例

• アーティストが作詞・作曲した音楽
• 画家が描いた絵画
• 人気監督による大ヒットした映画
• 皆さんがスマホで撮影した写真や動画
• お子さんが書いた絵
• etc.

■著作物に該当しないものの例

• 毎日の天気や気温を記録したデータ
• 富士山の標高が約3,776メートルであるという事実
• 桃から生まれた男の子が猿、犬、鳥と一緒に鬼退治をするというストーリー自体（アイデア自体）
• etc.

参考サイト：著作権って何？（公益社団法人著作権情報センター）

参考サイト：著作権（Wikipedia）

【肖像権】

人が他人から断りもなく、写真や動画を撮られたり、撮影した写真や動画を無断で世間に公表されたり、利用されたりしないように主張できる権利です。

例えば、友人に勝手に自分の顔写真を撮られて、その写真を背中に大きくプリントした法被を友人が断りもなく勝手に作って、その法被を着た友人と街で出くわし声を掛けられたとしたら顔から火が出るくらい恥ずかしいはずです。

肖像権は、このように、他人に容姿を無断で撮影されたり、不特定多数の人の目に勝手に晒され、精神的苦痛を受けることなく、平穏な日々を送るための大切な権利です。

参考サイト：肖像権（Wikipedia）

参考サイト：肖像権について考えよう！（一般社団法人日本音楽事業者協会）

【プライバシー権】

プライバシーとは、各個人の私生活上の秘密にしたい情報や自由について自己でコントロールし、他人から不当に侵害されない権利のことをいいます。

プライバシー権は、例えば、氏名・住所・学校名・家族などプライベートな情報を暴露されたり、 容姿を無断で撮影されたり、撮影されたものを勝手に公表されたりするというような、不快感や恐怖感を覚え、精神的な苦痛を受けないように保護を受けることのできる権利のことを指します。

近年は、情報化社会の発展に伴い、インターネットを通じたプライバシー侵害も後を絶たないことから、プライバシー保護の重要性はより一層増しています。

参考サイト：プライバシー（Wikipedia）

参考サイト：肖像権について考えよう！（一般社団法人日本音楽事業者協会）

【パブリシティ権】

パブリシティ権は、有名人・著名人が自身の氏名・肖像などを対価を得て第三者に専属的に使用させたり保護する権利です。

法律上明示的に認められた権利ではありませんが、人格権に由来する権利として裁判例上認められてきた権利です。

例えば、著名人の肖像を広告などに使用する場合には、所属事務所などにパブリシティ権の利用許諾を得る必要があります。

参考サイト：パブリシティ権（Wikipedia）

参考サイト：肖像権について考えよう！（一般社団法人日本音楽事業者協会）

権利侵害による罰金・懲役刑

著作権・肖像権・プライバシー権・パブリシティ権を侵してしまった場合、厳しい罰則を科される可能性があるので、オリジナルファンはっぴを製作する際は、十分注意を払うことを常に心掛けるようにしましょう。

尚、著作権侵害は犯罪となり、罰則は、権利侵害罪として10年以下の懲役と1,000万円以下の罰金のいずれか、またはその双方などが定められています。

ただしこれは刑事上の罰則であり、更に民事責任による罰則として、著作権侵害により著作権者が損害を被った場合、その損害を賠償する責任も生じます。

※損害賠償の額は、著作物の種類や利用状況、損害の程度などによって異なります。

軽い気持ちで、推しの写真を無断使用して作ったファンはっぴを着用している様子が、ふとした切っ掛けでSNSなどで拡散され、著作権者に損害を与えてしまう可能性も十分に考えられるので、権利侵害に該当していないかということをしっかりと確認したうえで、応援用ファンはっぴを製作するように心掛けましょう。

参考サイト：肖像権について考えよう！（一般社団法人日本音楽事業者協会）

参考サイト：著作物を無断で使うと？（公益社団法人著作権情報センター）

オリジナル応援はっぴを権利を侵さず作る方法

オリジナルファンはっぴを製作する際は、様々な権利を侵さぬように、最大限の注意を払う必要があり、誤った方法で製作した場合トラブルが発生してしまう可能性もあります。

しかし、それでも推しに対する強い想いをオリジナルファンはっぴで表現したいという方は多数いらっしゃいます。

キラメックでは、このようなお客様のご要望にお応えするために、権利を侵害しないよう細心の注意を払ったガイドラインに沿って、経験を積んだ知識豊富な専任スタッフが、オリジナルファンはっぴ製作を全力でサポートいたします。

「オリジナルのファンはっぴを作りたいけど権利侵害が心配」とお悩みの方も、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

参考サイト：オタ活・推し活ファン法被｜オーダー法被の専門店キラメック

アイドル・アーティストの写真やアニメ等の原画使用はNG

個人のお客様からの、アイドル・アーティストの写真や、アニメなどの原画を使用したオリジナルはっぴのオーダーは、使用用途や枚数を問わずキラメックでは承っておりません。ただし、アイドルをモチーフにしてお客様が描いたオリジナルキャラクターであれば、法被のデザインに使用することが可能です。

※ライセンスを受けた法人のお客様による、オフィシャルグッズ用途の法被製作は承っております。

公式ロゴ・書体の使用はNG

公式ホームページやオフィシャルグッズなどで使用されている、ロゴや書体を使ったオリジナルはっぴ製作は承っておりません。ただし、書体がオフィシャルと異なればアイドル・アーティスト・アニメなどの使用はOKです。

お客様製作によるデザインデータで作成

キラメックではお客様作成による、デザインデータを使ったファン法被のみ製作を承っております。

※デザイン編集ソフトをお持ちでないお客様もお気軽にご相談ください。お客様の頭の中でイメージするデザインを伝えていただければ、Aiデータ作成のサポートをいたします。

少枚数のオーダーのみ受け付け

個人のお客様からの依頼によるオリジナルファンはっぴ製作は、原則5枚以下の少枚数のみに限らせていただきます。

※5人以上の大人数グループ用にファンはっぴを作成したいとお考えのお客様は別途ご相談ください。

販売は絶対NG

販売目的のファンはっぴ作成は承っておりません。個人で着用し、推し活を楽しむ用途でのみ製作を承ります。

まとめ

人生をより豊かにしてくれる推し活。キラメックでは皆さんが推し活を思う存分に楽しめるように、著作権・肖像権・パブリシティ権・プライバシー権などを侵害しないように、細心の注意を払いながらオリジナルファンはっぴ製作をサポートします。

推しへの想いがこもった、オンリーワンのオリジナル応援はっぴを作りたいとお考えの方は、一度ご相談ください。