用語集
オリジナル法被を激安特注制作するにあたり、当社スタッフや専門工場の職人さんたちが使用する専門用語をここで少しご紹介致します。特に覚えて頂く必要はございませんが、参考までにご覧下さい。
サイズの名称について
- ①両衿
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部分名称のひとつで、図で示すところの①が両衿となります。当社ではフルオーダー、セミオーダーともにこの両衿にオリジナル名入れすることが可能となっており、また左右で違った名入れを施すことも可能となっておりますので、是非お気軽にお申し付け下さい。
- ②着丈
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法被の衿ぐりの中央から裾までの垂直な長さ(図の②)のことを着丈と言います。フルオーダーの場合はお客様のお好みで、この着丈も1センチ単位で指定して頂くことが可能です。
- ③身巾
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図を見て頂けるとわかりやすいかと思いますが、身巾とは③の胴部分の右から左までの長さのことを言います。一般的には大人用法被のMサイズで61センチ、Lサイズで70センチ程度となります。
- ④袖口
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袖口とはその名の通り、図の④を見て頂けるとわかるかと思いますが、特注法被の袖の口部分の長さのことを言います。もちろんフルオーダーでしたらこの袖口もお客様のお好みの長さにすることが可能です。
- ⑤袖丈
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図の⑤、法被の肩口から袖口までの長さのことを袖丈と言います。フルオーダーでしたらお客様の腕の長さに合わせて特注作成させて頂きます。
デザインについて
- 特色
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特色とは、簡単に言えば特注法被のオリジナルデザインに使用されているベタ塗りされた色のことを言います。そしてその色数によって「特色○色」といった表現の仕方をします。
- 四色
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オリジナル法被制作を承る専門店などの職人たちが使用する専門用語のひとつで、四色とは写真画像やグラデーションなどのを使用したフルカラーの事を指します。印刷業界ではCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の四色を混ぜ合わせ、様々な色を表現する為、これはそこから生まれた用語です。
- 特色四色
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補足的なことになりますがこの特色四色とは、上記の四色の項目で紹介したフルカラーという意味ではなく、その上の特色に由来するものであり、ベタ塗りされた色が四色ある、という意味になります。少しややこしい話ではありますし、オリジナル法被を特注作成する際に必ずしも知っておかなければならない情報ではありませんので、参考程度にお考え頂ければ幸いです。
- DIC
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オリジナル法被の厳密な色合わせの際に使用する色見本帳のことをDIC、またはDICカラーガイドと言います。これは日本の化学工業メーカーであるDIC株式会社が出版しているもので、日本の印刷業界においては広く一般的に使用されています。
- PANTONE
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こちらは同名のアメリカの企業が出版しておりますDICと同じく色見本帳になります。やはり激安法被の特注制作の際の、厳密な色合わせに使用されます。ただし当社で提携しております専門工場の中には、このPANTONEでの色合わせが不可な場合もございますので、予めご了承下さい。
- イラストレーター
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アメリカのアドビシステムズ社が開発・販売しておりますコンピューターグラフィックソフトのひとつで、オリジナル法被にプリント印刷するデザインデータも、これで書き出すことが出来るAIデータでの入稿をお願いしております。印刷業界では広く一般的に使用されるコンピューターソフトとなります。
- アウトライン
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上記のイラストレーター上において、フォント(書体)を図形化するアウトラインと言います。特注法被のオリジナルデザインをご入稿される際は当社では、デザイン内に使用される全てのフォントをアウトライン化してからご入稿頂くよう、お願いしております。
- トレース
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トレースとは、お客様からご入稿されたオリジナル法被のデザインデータが写真画像や手描きのものだったりする場合に、AIデータ(イラストレーターデータ)に変換するために、イラストレーター上でなぞっていく作業のことを言います。
仕立てについて
- 背割れ
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これはオリジナル法被の仕立て方法のひとつで、その名の通り背中の真ん中で縦に真っ直ぐ縫い目が入っている物の事で、詳しくは「オリジナル法被の仕立て方法について」のページをご参照下さい。
- 背当て
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背当てとは、激安特注法被に取り付ける裏地の仕立てのことを言います。裏地と言っても全面に付けるものではなく背中の上部に付けられます。お客様のお好みに合わせて、オプションとして、お仕立て致します。
- 袖裏
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この袖裏もオリジナル法被の仕立て方法のひとつで、そろばん柄など様々な柄が入った布地を袖の裏柄に取り付けることを言います。実用性というよりはファッション性を高めるための仕立て方法となります。
- 襟裏名入れスペース
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衿の裏側に染め抜きで名入れできるスペースを作る仕立て方法です。誰の法被かをわかりやすくするためのものですが、これも昔ながら伝統的な仕立て方法のひとつになります。別名、貸し半纏とも呼ばれています。
印刷について
- 製版
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製版とは、オリジナル法被を反応染めや顔料プリント、またシルクスクリーンなどで印刷する際に制作する版のことを言います。オリジナルデザインに使用される1色につき1枚この版を作る必要があり、グラデーションなどのフルカラーデザインには不向きです。
印刷方法の詳細は「オリジナル法被の染め・印刷について」のページをご覧下さい。
- シルクスクリーン
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オリジナル法被をセミオーダーで格安作成する際の印刷方法のひとつです。大ロット向きの印刷方法で、繰り返しの洗濯などにも比較的強い、耐久性に優れたプリント方法です。
- 転写プリント
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こちらも特注法被をセミオーダーで激安制作する際の印刷方法です。特にコスト重視のお客様向けのプリント方法ですが、グラデーションや写真画像などを使用した、フルカラーデザイン向きになります。
- インクジェット
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上記の転写プリントと同様、セミオーダーで格安法被を特注製作する際に使用されるプリント方法です。こちらも製版する必要がないため小ロット向きであり、またフルカラーにも対応しております。
- 反応染め
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オリジナル法被をフルオーダーで特注制作する際に利用される昔ながらの伝統的な染め方法で、本染めなどとも呼ばれています。手間は掛かりますがその分、味わいのある、自然な風合いの仕上りとなります。
- 顔料プリント
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顔料インクを使用して印刷していくフルオーダー法被のプリント方法です。生地の上にインクを乗せていくというイメージに近いため、その表面はやや硬くなりますため、ワンポイントなどに向いています。
- 反応インクジェット
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直接インクを拭きかけて法被の生地にデザインを乗せた上に、蒸して化学反応を起こさせて定着させるフルカラーデザイン向きの、フルオーダー用印刷方法です。
- 昇華転写
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ポリエステル素材を使用したフルオーダー法被を製作する場合には、この昇華転写という印刷方法を使用します。フルカラーデザインにも対応しており、製版の必要がないため、小ロットでも格安でお仕上げできます。
素材について
- 化繊
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化繊というは化学繊維の略称です。オリジナル法被の素材は昔は綿がほとんどだったのですが、イベントやキャンペーン用として、現代ではこの化繊のポリエステル素材が広く利用されるようになりました。
- 天竺木綿
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天竺木綿とは、平織りされた薄手の綿素材のことを指します。その昔、現在のインドのことを天竺と呼んでいましたが、そこから伝えられたことから、現代でもこの名が一般的に残っています。
素材について
- 総柄
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格安法被の全面に柄やデザインを入れることを総柄と言います。当社では、フルオーダーでしたら総柄の特注作成も可能となっております上に、肩口などの縫い合わせを跨ぐこと出来ますので、遠慮なくお申し付け下さい。
- 染め抜き
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フルオーダーで特注作成するオリジナル法被の生地素材は元々白色なのですが、その白色を生かし、周囲だけを染め、文字や家紋などを残すことを染め抜きと言います。
- 胴回り・腰回り
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その名の通り、オリジナル法被の腰部分に入れられるデザインのことを言います。フルオーダーでしたらこの模様も全てお客様のお好みで決めることが可能です。
- 市松模様
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チェス盤のような、色のついた正方形と白色の正方形を交互に配した模様のことを言います。この日本では古くから伝統的に親しまれている模様のひとつで、法被の腰回りに入れるデザインとしても広く利用されています。
- 波柄
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人気のある法被の柄のひとつです。荒くうねる波が力強さや男らしさといったイメージを与えます。当社の既製品にもこの柄を使用した半纏を激安価格で販売しております。
- 豆絞り
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小さな玉が等間隔に並ぶ水玉模様のような柄のことを豆絞りと呼びます。オリジナル法被の柄というよりは、それを着る際に頭に巻く手ぬぐいの柄として広く人気があります。
- 角字紋
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角字紋とはその名の通り、文字を四角形に合わせてデザイン化された紋のことを指します。オリジナル法被の背紋として人気がありますが、腰回りに入れるデザインとしても利用されることがあります。
- 大紋・背紋
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オリジナル法被の背中の中央に大きく染め入れられる紋のことを、大紋、または背紋と呼びます。セミオーダー、フルオーダーともにお好きな大紋を精巧にお入れすることが可能となっておりますので、是非ご利用下さい。
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